名舟大祭 7月31日・8月1日

夏の輪島を彩る祭り。
海上に建立された鳥居まで漁船に乗った神輿が海上渡御し、子供組から若衆組と御陣乗太鼓の奉納打ちが披露されます。
御陣乗太鼓は、名舟町に古くから伝わる太鼓で、天正5年(1577年)上杉謙信の能登攻略のとき、古老の一計で、奇妙な面を付け、陣太鼓を打ち鳴らし上杉軍に奇襲をかけ敗走させたのが始まりといわれています。
御陣乗太鼓の伝承は地元に生まれたものにしか資格がありません。

開催期間 2018年7月31日(火)、8月1日(水) ※毎年7月31日、8月1日
開催時間 7月31日【宵祭り】 21:00 〜 翌 0:30頃
21:00 各キリコが祭礼の世話をする当屋を出発します。
21:30 各キリコが白山神社に参集して、宵祭りの祭典がはじまります。
22:00 神輿とキリコが神社を出発します。
22:30 海中に立つ鳥居まで舟で神輿を乗せて行き、御神霊をお迎えする海上神事が執り行われます。
神輿が陸に上がり安置されると、御陣乗太鼓の奉納打ちが行われます。
23:00 神輿渡御とキリコが巡業を始めます。
24:00 神輿が御仮屋に入場し、その前をキリコが乱舞します。
キリコが整列すると、御仮屋で祭典が執り行われます。
0:00 祭典が終了して各キリコは帰路につきます。
キリコがそれぞれの当屋に到着して宵祭りが終了します。
神輿は、1日の14時まで御仮屋で奉安されています。8月1日【本祭り】 14:00 〜 15:30頃
14:00 御仮屋で本祭りが始まり、山車に乗った御陣乗太鼓の先導で神輿が出発します。
14:40 白山神社の広場に到着した後、再び海中に立つ鳥居まで舟に神輿を乗せて行き、御神霊をお送りする海上神事が執り行われます。
15:00 白山神社下のステージでは、御陣乗太鼓の奉納打ちが行われます。
15:30 神輿が白山神社に到着して拝殿に入場します。
神輿を奉安し、還幸祭が執り行われて例大祭は終了となります。
開催場所 名舟町
住所 〒928-0254 石川県輪島市名舟町
電話番号 0768-34-1001(南志見公民館)
公式サイト 輪島観光ナビ
交通アクセス(車) 金沢より車で約140分
のと里山海道、国道249号線経由
交通アクセス(公共) 金沢から特急バスで約120分
輪島特急線「輪島マリンタウン行き」乗車「輪島駅前」下車  →路線バス乗り換え
路線バスで約20分
輪島駅前から路線バス輪島線「町野行き」乗車、「名舟」下車
駐車場 名舟港
備考 ●キリコの数・造り
キリコ4本、こどもキリコ1本の計5本。
木造白木造りで彫刻などの飾り物が施されたキリコもあります。
往時のキリコは長大なものでしたが、現在は高さ6m程のものとなっています。
キリコを担ぎ出すための人足は、囃子方を含め1本に25名前後を必要とします。

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