須須神社奥宮(珠洲市)
石川県神社庁サイトから引用 https://www.ishikawa-jinjacho.or.jp/
第十代崇神天皇(約2000年前)の御代能登半島最東北端の山伏山(鈴ケ嶽:標高172メートル)の頂上に創建されました。
奥宮鎮座地の山伏山は山容優美にして海上からの景観は、鈴をさかさにしたような典型的な神奈備の霊山で、原始時代から北海航行の目標、漁だめの森、御神体山として崇拝され、平安中期(約1200年前)には海上警戒の設備を置き、烽火(のろし)(狼煙(のろし))が一たび、あがると郡家で受継ぎ国府、そして京の都へ伝達されたと云われている。元禄10年(1697)加賀藩へ出した大宮司書状によるとすでに奥宮の中腹に大燈明堂が設けられ、一夜に油1升、燈心布3尺をもちい、夜ごと大神に献燈し、北海暗夜、渡海船を守護し、この燈明堂が明治初年現在の禄剛崎灯台に進展したものです。